男のアクセサリーといえば、代表的なものとして、時計があります。
時計、好きですか?
私はとても好きです。
どちらかといえば、アナログ+機械式(手巻き又は自動巻き)が好きです。あの、細かく秒を刻む「チキチキチキ」という音がとてつもなく好きですね。
私が初めて買った(正確には買ってもらったのですが)時計はシチズンの手巻き時計でした。もう40年以上前ですから、まだデジタル時計が出る前です。
まだ小学生だった私としては、時計を持つことで大人になった気分でした。
父が持っていたセイコーファイブという時計が好きでしたが、いざ自分のものとなるとやはり愛着が出ます。
その時計、ベルト部分が布製だったので、いまではベルトを変えないと使えませんが、まだ動きます。
実は、日常で使う時計としては、高校生になった時に買ってもらったセイコーのデジタル時計でした。太陽電池が付いている、結構初期のものです。
太陽電池とはいっても無限のものではなく、太陽光で電池に充電する、というものでしたから、電池そのものの寿命がありますので、10年くらいしたらもう、電池が切れてしまいました。
電池の交換を、と思い、いろんなお店に行きましたが、もう製造していない、ということで、結局今では使えなくなっています。
自分にとっての時計(腕時計)は、使い捨てではなく、一生もの(たくさん持っていても)と思っていますので、これ(電池切れで使えなくなる)は私の時計に対する考え方からは受け入れられないものだと考えさせられました。
ただ、今の時代では、電池自体が規格製品となっていることから、多くのデジタル時計も半永久的に使えるのではないか、と思っています。
そういう意味では、G-SHOCKなどはとてもいい時計だと思います。
で、旅行に行くときにどんな時計をしていくか、ですが、観光旅行で行く場合には、ロレックスやIWCといった、「いい時計(私基準)」はしていきません。特に、海外へ行くときはしません。怖いですから。
日本人=お金持ちという図式が未だにありますので、街中を歩いていると、「日本人=金持ちが歩いている」と思われて、腕を見るとやっぱりな、と思われてしまうと、狙われるのではないか、と勝手に思い込んでいるからです。
でも、その不安を払しょくするような話を聞けない限りは、この考え方は変わらないでしょう。
不安なら、していかないこと。これに限ります。いいカッコするより、安全第一、楽しい旅行第一ですから。
では、どんな時計をしていくのか?ですが、多いのは、G-SHOCKです。多機能ですし。
でも、これも海外では高級と思われるケースがあるので、気を付けないと、です。
あと、SWATCHなんかもよく着けていきます。
一昔前は、SWATCHは熱狂的な人気があって、イタリアなんかではそれこそ、最新モデルをいち早く着けていると、腕から一緒にもぎ取られる、なんて事件もあったとか、聞いています。
今ではそれほどの人気はありませんが、リーズナブルで、とても利用価値の高い時計と思っています。
男性だったら、時計に興味のある人は多いかもしれません。
私が興味を持ったのは、中学生の頃でした。
兄がロレックスなどの時計に興味を持っていたので(もちろん、当時はまだ兄も高校生なので本を見る程度です)、それにつられた感じです。
で、私が興味を持ったのは、ロレックスのクロノグラフでした。いわゆる、デイトナというやつです。
その当時のカタログに載っていたのが、確か15万くらいでした。それでも「高い時計」との印象が強く、高嶺の花、でした。
今の標準価格は確か90万くらいでしたか。
なんでそんなに高くなったのか、よくわかりませんが、その当時のデイトナは、今や300万を超えるプレミアがついています。
いまでは(というか、当時からそうなのかもしれませんが)正規代理店の店頭で見ることはほとんどありません(つまり、定価販売されている状態を見ることはありません)が、25年ほど前に一度きり、店頭に1本だけ売られていたのを見かけました。
当時の価格で50万円(税別)です。はっきり覚えています。
同じ時期、仕事でも使うためにデスクトップのパソコンを買うことを決めていたんです。
当時の最新型で高性能なPCといえば40万~50万していました。
「うわー、どうしよう」と躊躇して、少し他へ行ってしまったんです。
15分ほどして、「やっぱりPC買うのやめてデイトナ買おう」と決めて戻ったのですが、すでに売れた後でした。
この後悔、わかります?いまでもトラウマになっています。
買い物で後悔したのは、後にも先にもこれだけ、だと思います。
ロレックスについては、今ではほとんどどこで買っても高いですね。
海外で仮に見つけたとしても、今では円安でもありますから、一昔前に比べると高くなっていると思います。定価があれだけ(強気に)値上げしてきてると、どうしようもないです。
それでも、海外旅行に行ったら、どうしても時計屋さんにはフラッと入ってしまう自分がいるのは、今も変わりません。