七夕が近くなると、子供の頃を思い出します。
私が子供の頃は、玄関横の窓のところに飾ったものですが、結構簡単に入手できた記憶があります。
そもそも、笹ではなく、細い竹だったと思います。
ただ、竹も笹もとても枯れやすいので、私が子供の頃の七夕の笹（竹）は7月7日には既に枯れていた覚えしかありません。
今では、プラスチックの笹（竹）が良く売られているので、もし本物の笹（または竹）が欲しい場合は、入手が難しいかもしれませんね。
仮に、うまく入手できたとして、七夕が終わった後の処分はどうすればいいのか？が悩ましいところでしょう。
それと、子どもが書いた短冊は？
私の経験なども踏まえて、今、七夕をどう過ごせばいいかを記していきたいと思います。
七夕の笹は終わった後どう処分するものなの？
七夕の笹は、七夕が終わったら、川に流します。というのが、昔の習わしだった、と記憶しています。
川に流すのは、大昔のひな人形と同じ習慣ですね。
私が子供の頃は、すでに「習わし」などあまり気にすることもなくなっていましたので、焼いていました。
ただ、焼くにしても、そのような場所（自宅の庭とか）がないと、そもそも自分で焼く、という選択肢はないです。
そうなれば、お正月のどんど焼きのように、飾りも一緒に焼いてくれる神社があるかどうかです。
お焚きあげしてくれる神社もあるようですので、近くにあれば、一度直接確認するのもいいと思います。
最近は神社もそういうイベントをする場合は、告知することが多いので、確認はしやすいと思います。
最後の手段は、燃えるごみとして廃棄することです。
うちも、最初は神社にもっていったりしていましたが、だんだんとゴミとして処分するようになっていきました。
プラスチックの場合は、燃えるけど有害な煙が出るのがほとんどでしょうから、粗大ごみ扱いが一般的でしょう。
ただ、プラスチックの場合は、腐らない、枯れない、ので、来年も使えますから、使い回しする家庭も多いと思います。
そういう意味では、燃やすと有害な煙を出しますが、捨てない限り何度でも使い回しができる、という意味では意外とエコなのかもしれません。
短冊はどうしていますか？
笹（竹）の処分よりも頭を悩ますのが、短冊でしょうね。子供が一生懸命に書いた、「夢」が書かれたものですから。
たぶん、多くの場合は、せめて子供が大きくなるまで取っておく、でしょう。
うちも（確か）取ってあります。
で、まあ、子どもがいくつになったら、という定義などはないのですが、例えば成人したら、取ってある、小学生くらいに書いていた短冊（数年分）を見せて、処分を本人に任せる、というのもありでしょう。
まあ、今どきですから、短冊をスマホとかデジカメの写真に撮っておいて、本体は捨てる（燃えるごみ扱い）という選択をする人は多いのではないか、と思います。
結局は、心の問題ですし、内容さえ確認できればいい、という感情であれば、写真に収められればいい、という理屈もありですからね。
大昔の田舎の一軒家じゃなく、都会（都市部）のマンション暮らしの場合は、そんなに収納スペースがあるわけではないでしょうから、余計なものを捨てる、感覚であるなら、スマホのカメラで撮っておいて、本体は捨てる、になるんでしょうね。
七夕の笹って、どこで入手すればいい？
そもそも、いまどき笹って、どこで入手すればいいのでしょうか？
お店で売っていることもあります。
「売っていることもある」というのは、通常はあまり売っていないことの方が多いということです。
笹も竹も丈夫ではあるのですが（箒（ホウキ）の柄とかに使われていますよね）、枯れやすいんです。
枯れた笹や竹を買う人はあまりいませんので、七夕の直前に、売れ残らない程度に仕入れる、ということです。
そもそも、仕入れない、という花屋さんがとても多いと聞きます。
売っている場合は、ホームセンターなどでも売られることはありますが、あまり多くを仕入れていないでしょう。
ホームセンターでは、それこそプラスチック製の青竹なんかが売られていますよね。
でもやっぱり、プラスチック製は風情がないですよね…。
七夕の笹飾りは、いつから飾って、いつまで飾ればいいの？
さて、年に一度の七夕。
で、その飾り、いつから飾って、いつまで飾るものなのか？ですが、
厳密にいうと、7月6日の夕方に飾って、早いところでは、翌7日の朝には飾りつけを外す、というものです。
まあ、飾りつけ自体は、6日中にして、飾りつけの終了は7日中、でいいのではないか、と思います。
今時の事ですから。
近くの商店街などでは、もう6月の後半くらいから飾りつけを始めていますしね。
ただ、こういうところは7日が終われば速やかに（多くの場合は、翌8日の朝）に撤収、というのが多いでしょう。
まとめ
七夕をご自宅で飾るというのは、マンション暮らしが多い今の時代には、あまりやらなくなったのかもしれませんね。
そのかわり、保育園などで盛大にやる、というのが多いのでは？
まあ、風情を楽しむのであれば、笹を入手して飾り付けて、翌日中には飾りを外して、笹は粗大ごみとか。
プラスチック竹なら、来年まで保管。
それほどこだわらないなら、プラスチック竹の方が良いかもしれませんね。
