旅行先へ行くと、観光も楽しみですが、食べるのもとにかく楽しみですね。
あなたはどんなものが好きですか?肉?さかな?スイーツ?それともお酒ですか?
私は・・・、肉もスイーツも魚も好きです。もちろん、お酒も。
自分から振っておいてそれはどうかと・・・。
温泉地では、特に日本海に近いところ、例えば、城崎(兵庫県)では、カニでしょうね。
毎年10月に解禁ですから、大体解禁日を確認したうえで、予約しましょう。
でも、宿をケチると、カニの本場でも(城崎に関わらず、鳥取とか北陸であっても)良いカニに巡り合えない、なんてこともありますので、要注意です。
カニ目当てなら、例えば、目指す旅行先の観光協会などへ問い合わせて、いい宿を教えてもらうのも手です。直接予約すれば、良いサービスも受けられる(もちろん、いい宿ならば旅行会社を通じてもよいサービスは受けられますけど)ので、一度試してみてください。
ただし、交通費なども含めたトータルでは、少し高くなる場合もあります。
もうだいぶ前になりますが、狂牛病とか流行った時期に、フランスへ行きました。
フランスというとやっぱり、ワインと肉、だと私は思うわけですよ。
しかし、、、狂牛病です。
フランスではパリとかロワールとか、もちろんツアーでしたが、いろんなところで食べましたが、牛肉はなかったです。
いも(ポテト)は大量に食べましたし、ワインも結構飲みました。でも、肉はなかったです。
まあ、エスカルゴ(カタツムリ)は初めて食べたんですが、おいしかったです。
生臭いとかあるのかな、と思ったのですが、バターとかバジルで香り・味付けされて、食感もよく、おいしかったですね。
ともあれ、社会的事情なんかも反映して、お目当てのものが食べられなかったり、見れなかったりするのも、旅行の一環として受け入れないといけません。
お目当てのものが見られなかった、というのは、実は今のところないのですが、ベルサイユ宮殿に行ったときに、美術品が海外の展示に貸し出されて、そこだけ“空白”になっていたのを見て、タイミングが悪いと、見たかったものが見られないこともあるんだろうな、と思ったのです。
ルーブル美術館でも、そういうのはあり得ますよね。
日本でも、『ルーブル美術館展』なんていうのをやっていたりしますけど、そのタイミングで本場のルーブルに行っていたら、「うわっ、せっかくフランスに来たのに、これ、日本に行ってるのか」なんてこともあり得ます。
まあ、それでも、あれほどの美術館ですから、貸し出したとしても本当に単なる一部だけに過ぎず、他にも見るべき美術品はごろごろありますので、安心しましょう。
また、各有名美術館には「目玉」なコレクションが複数あります。
多くは、「門外不出」にしていますので、美術館に行けばまず見れないことはありません。
ただ、その『目玉』を特別に貸し出すような場合もあり得たりします。
そんな場合でも、いくつも貸し出すことはないでしょうから、旅行に行ったら美術館や博物館を巡るのはお勧めですね。
そういえば、(まためちゃくちゃ話が飛びますが)そのフランスへ行ったときです。
ルーブル美術館へ行く途中で、お昼の食事をしようということになりました。
フランスへは団体ツアーで行っていましたが、この日は自由行動の日でしたので、夫婦で行きました。
7月初旬で、天気も良く、オープンテラスのようなところ(つまり外)で食べられるお店を選んだんですが、注文は席についてそれほど待つことなく来てくれましたけど、料理が全然来ないんです。
回りを見ても、お客さんはパラパラ(つまり、あまりいない、お昼時なのに)。なんか食べてるような感じではなく、ただ座って話をしている感じです。
そのうち、他のお客さんのテーブルにランチか何かが運ばれました。
「ああ、遅いんだなあ、仕事が」と思いましたが、こちらはそれからもなかなか来ません。
結局、ランチを食べることができるのに、注文後、少なく見積もっても45分はかかったと思います。
まあ、その時はよく知らなかったのですが、基本、それくらいは普通のようです。
また、お昼はうちで食べるものだそうで、本当のお昼の時間はお店も休んでいることも多く、さらには、お昼ご飯はたっぷり時間をかけて食べるのが、普通らしいです。
そういえば、スペインに行った時も、お昼12時過ぎから午後4時ごろまで、住宅街で人が外を歩いているのは見かけませんでした。
スペインの場合は、(ここも夏に行ったのですが)お昼は暑いので、みんな昼寝をしている、とか。
お昼休みを1時間で、お昼ご飯と休憩を終えてしまうのは、日本人くらいなのかもしれませんね。
いつもの感覚でお昼を過ごそうと思うと、あまりの注文の遅さに『イラッ』とするかもしれませんが、そこは「郷に入れば郷に従う」です。
ヨーロッパは時間がゆっくりと流れているもんだ、と思いましょう。
で、結局、ルーブル美術館に付いたら午後もだいぶ遅い時間になり、中では見るものも多く、美術館を出たらもう夜でした。