温泉へ行くと、「家族風呂」なるものがあります。
この「家族風呂」、数年前にいろんな理由から規制が設けられるようになりましたが、今でもあるところにはあります。
子供が小さいときには、この「家族風呂」はとても思い出深いものになりますので、利用できるのであれば利用するといいですよ。
うちも、子供が小さいときにはよく利用しました。
家族のみで利用する形態なので、うちではいるお風呂を感覚的には似たような状態で、たっぷりのお湯と広々とした、且つきれいに清掃された、そして風情の楽しめるお風呂、という感じでしょうか。もちろん、お風呂といっても温泉のところとそうではないところもあります。
檜風呂とか、岩風呂などが楽しめます。
私の場合、確か子どもがまだ3歳くらいの時に初めて利用したのですが、「結構熱いな」と感じたお風呂に、さっさと入って行って、気持ち良さげにはしゃいでいる子供を見て、「おお、これくらいの熱さには大丈夫なんか?」と思ったものです。
というより、自分の方が「もうのぼせてきたので早く上がりたいんだけど」と思ったくらいでした。
さきほどの「家族風呂」に対する規制は、国レベルで自治体に要請したものを、自治体が独自に規制をかける、という図式になっていたと思います。
で、規制を掛けない自治体も結構ある、という感じでしょうか。
「家族風呂」で、良くない利用をする者もいるかもしれませんが、小さな子供を持つ家族の場合、まずは安心して入れる、という利点が一つ。他にも想定できる利点はいくらでもあります。それを考慮して、規制していないところもある、と理解しています。
なんにせよ、「家族風呂」がある温泉に行ったら、そして小さい子供がいる場合は、ぜひ利用することをお勧めします。
「家族風呂」を設置している温泉では、結構人気がありますので、チェックインしたらできるだけ早く申し込むのが良いでしょう。
もちろん、旅行社へ申し込む段階で、予約できる場合の方が多いので、その方が確実です。
当然、人が利用した後ってイヤだという人も多いので、早い時間の予約分から埋まっていきます。
誰の目も気にせずに楽しめる「家族風呂」、何より、子供がとても喜びます。その解放感とか。小さいときの旅行って、子供にとっても、楽しい半面、ストレスもあったりしますので、家族だけで入れる大きめのお風呂はとても楽しめる時間なんだと思います。
家族風呂は、当然、内風呂ですが、温泉地の楽しみとして、外風呂があります。
現地の温泉組合などが発行する、手形(入湯手形とか、いろんな呼び名があります)を購入して、温泉をはしごするのが、とても楽しいです。
特に、冬の温泉地では、雪の降る中をゆかたに下駄の人々が、手形片手に温泉をはしごしているのがとても風情があって面白いです。
以前、仕事で松山によく行っていました。
その時は必ずと言っていいほど、道後温泉に入りに行きました。
仕事で泊まっていた宿(ある会社の保養所)での晩御飯前でしたから、夕方6時ごろかな、行って温泉につかって、ですが、その時間帯でしたら、あまりお客も多くなかったですので、ゆっくりと温泉に浸ることができました。
道後温泉といえば、確か耐震補強工事が2017年10月から始まるとか。まあ、完全閉館ではなく、部分閉館での運営らしいですので、入れないことはないようですね(2017年4月現在の情報)。
道後温泉は、北陸や城崎などとはまた違った風情があり、ここも好きな温泉地であります。
つまり、わたしは温泉はどこも好きだということなんです。